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内分泌代謝科

アレルギー・膠原病科

線維筋痛症とビタミン・鉄

はじめに 原因不明の痛みの患者の原因を考えたとき、ビタミンや鉄が痛みを修飾している可能性は否定できない。はっきりとした原因がわからない時ほど、栄養学的な面からもアプローチすることの重要性を再認識した。...
内分泌代謝科

ファブリー病診断におけるマルベリー小体の検査特性

はじめに 四肢の痛みを訴える小児。鑑別疾患の一つにファブリー病が挙がった。ファブリー病の診断において、マルベリー小体・マルベリー細胞の検出が有用と報告されている。最近、当院でも検査が可能となった。診断...
内分泌代謝科

脂肪浮腫

はじめに 浮腫のある過体重の患者。過体重だからと言って必ず浮腫を認めるわけではないと思うが、確かに体重と浮腫の関連を示す論文はある。1) 専門家の意見でも、浮腫を訴える患者の中に、過体重~肥満の患者も...
内分泌代謝科

肥満と炎症、幾何平均

はじめに 原因不明のC-reactive protein(CRP)上昇を主訴に紹介される患者がしばしばいる。疾患の検索が一通り終わった後、ありそうもない疾患を探し続けるより、肥満に介入するのが合理的な...
内分泌代謝科

インスリン分泌能の評価:CPRインデックスなど

はじめに 糖尿病患者がインスリン治療に移行するタイミングを意識して治療を行わなければならない。Cペプチドなどの指標が参考になる。他にも様々な指標があるようだが、十分な検証がないため適用には注意が必要な...
内分泌代謝科

偽性Bartter症候群

はじめに 低カリウム血症で一見、やせがあり栄養状態があまり良くなさそうな患者。下剤や利尿薬、漢方薬などを服用している。服薬が確認できればいいが、申告されていない場合も多いと思う。医師患者関係を維持し、...
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