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アレルギー・膠原病科

アレルギー・膠原病科

線維筋痛症とビタミン・鉄

はじめに 原因不明の痛みの患者の原因を考えたとき、ビタミンや鉄が痛みを修飾している可能性は否定できない。はっきりとした原因がわからない時ほど、栄養学的な面からもアプローチすることの重要性を再認識した。...
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脊椎関節炎

はじめに 運動で改善する腰痛患者。脊椎関節炎も鑑別に挙がった。脊椎関節炎の復習をしておく。脊椎関節炎のポイントのまとめ脊椎関節炎(spondyloarthritis, SpA)は、主に脊椎、胸鎖関節や...
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入院中の発熱

はじめに 入院中の発熱の患者について診察依頼あり。不明熱といっても、悪性腫瘍や膠原病の可能性は相対的に低いだろう。感染症や薬剤、偽痛風などを軸に考えていく。入院中の発熱のポイントのまとめアプローチ:感...
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成人スティル病に対するIL-18の検査特性

はじめに 成人スティル病の患者。女性ではフェリチンが上昇しないケースが複数例いた。鉄欠乏性貧血がベースにあるのが影響しているのかもしれない。そもそも、フェリチンは成人スティル病の診断基準に含まれていな...
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成人スティル病:Adult onset Still disease (AOSD)

はじめに 不明熱の患者として紹介されてくる患者が多い。診断基準などを参考にするが、大基準に含まれるような関節症状、皮疹、白血球上昇などがはっきりしないと診断は難しいと思う。皮疹は一般に一過性で、高熱が...
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抗リン脂質抗体症候群とループスアンチコアグラント

はじめに ループスアンチコアグラントが陽性なので抗リン脂質抗体症候群(Antiphospholipid syndrome: APS)を検討したほうが良いとアドバイスをいただいた。症状があればもちろん専...
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